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セサミンのサプリメントにはゴマ何グラム分の栄養素が含まれている?

1日に必要なセサミンの目安量というのは、10mg程度とされています。
この10mgという数値のみで見てみると、この程度なら簡単!と思われるかもしれませんが、ごまの構成成分の中でセサミンの占める量というのは、大体0.2から0.5%、そう、1%を全く超えないのです。
そのため、もしセサミンをごまから摂ると考えると量がどうしても良くなることはわかるでしょう。

実際に計算してみると、目安量の10mを一日に確保するためには一日に3000粒以上というごまの量を食べなければならないということになります。
さらに、ごまをそのまま食べてしまうと、硬い殻に消化酵素が阻まれてしまい、その有効成分であるセサミンは殻の外に出てこれません。
そうなってしまうと、セサミンは身体に取り入れられず、その特徴ともいうべき強力な抗酸化作用から得られる活性酸素を除去作用も期待できませんし、最近問題となっている生活習慣病の元となる悪玉コレステロールなどの発生を抑えこんだりして健康を維持することができなくなります。

その改善方法としては、ごまをすりつぶして料理に使うという手があります。
この際、ごま油などを利用する際に加熱したり、空気に長く触れていると酸化し、成分が変してしまうので体に良くないと考えられる方もいますが、これはセサミンには関係しません。
もちろん、ごま油などでは、脂質などの成分が変化してしまうということなので、だからといって酸化させてしまうことは避けるようにしましょう。

しかし、セサミンに関して言うのであれば、その料理工程にて加熱処理をしてもその有効性が分解などによって失われることはありません。
むしろ、加熱することによって、同じゴマリグナンに分類される抗酸化作用をもつセサモールやセサモール二重体といった物質に変換されます。
実は加熱後に発生するこれらの成分のほうが強力な抗酸化力を持っているので、むしろ加熱はお勧めです。
しかしそれでも3000粒というのは摂取を続けるのが難しい量なので、その時はサプリメントなどを活用しましょう。
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様々な効果がある中でとくに若返り効果を期待したいという方は、セサミン+コエンザイムQ10の組み合わせになっているサプリメントを選ぶと良いでしょう。
セサミンとDHAの組み合わせも良いといわれていますので、そちらもおすすめです。


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